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2024年度夏季海外フィールドスタディ(マレーシア)が閉幕!

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多文化共生の景色を体感

 マレーシア海外フィールドスタディの5日目となる9月6日(金)には、クアラルンプールの北に位置する「バトゥ洞窟」と、クアラルンプールの中心街を視察しました。バトゥ洞窟はヒンドゥー教の聖地であり、観光地に留まらず、インド系住民の重要な祈りの場ともなっています。また、クアラルンプールにはチャイナタウンがあり、多くの中華系の商店と人でごった返していました。イスラム教が国教でありながらも、多様な民族や宗教、文化が融合しているという、マレーシアならではの共生の姿を目にすることができました。

マレーシア発祥の地「マラッカ」を訪問

 6日目(7日)には、クアラルンプールから南に車で2時間半ほどの所に位置する港湾都市「マラッカ」を訪問しました。マレーシアの原点とも言えるマラッカは、15世紀ごろからマラッカ海峡の貿易中継地として繁栄し、東西の様々な物資や文化が持ち込まれると同時に、植民地支配という負の遺産も背負うこととなりました。2008年には「マラッカ海峡の歴史都市群」として世界文化遺産にも登録されており、かつての植民地時代を彷彿とさせるような施設等を見学することができました。

お別れの会にて閉幕

 7日目の最終日にはお別れのセレモニーにて、今回のプロジェクトの様子をまとめたモンタージュ動画の視聴、記念品の贈呈、本学学生からのお礼の言葉や代表挨拶などが執り行われました。UKMの学生との別れを惜しみ涙ぐむ学生もいて、和やかな雰囲気ながらもとても感動的なフィナーレとなりました。

 UKMの学生スタッフたちは、クアラルンプール国際空港にて本学の学生の姿が見えなくなるまでお見送りをして下さり、このプログラム期間中の現地学生による多大な貢献と心温まる支援には、感謝の念が尽きません。こうした献身的なサポートのお陰もあり、本学の参加学生14名全員が、最高に充実した1週間を過ごせたように思います。帰国後は、事後研修として振り返りや報告会などを行い、最後にレポートの提出をもって、すべての課題が修了となります。この海外フィールドスタディの経験を、今後の更なる学習の深化と人生の飛躍へと繋げていってくれることを切に願っています。

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