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【経営学部】酒造メーカーと協同で行うマーケティングプロジェクト

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6/14(金)経営学部の3年生が所属する仲川ゼミ?酒井ゼミの学生を対象とした課題解決型学習がスタートしました。

奈良県にある長龍酒造様(飯田グループ)にご協力いただき、実際に販売されている「日本酒商品」の、販売方法や新しい楽しみ方を考えます。これまで学んできた理論を活かせるマーケティングの実践型プログラムです。

 今回は八尾駅前キャンパスに長龍酒造のグループ本社?株式会社飯田から艮様、長龍酒造 製造部から松本様にお越しいただき、100年以上の歴史を持つ酒類食品を取り扱う老舗企業の飯田グループの企業の一つ「長龍酒造株式会社」の企業概要や日本酒の基礎知識、商品の特性をお話いただきました。

■市場の変化とマーケティング

 古くから日本で楽しまれてきた日本酒ですが、日本酒を製造するメーカーは年々減少し、出荷量数も減少しています。市場の縮小はあるものの、特定名称酒と呼ばれるような、いわゆる「ちょっといい日本酒」の売上は伸びているそうです。また、2013年に「和食」が、ユネスコの人類の無形文化遺産に登録されたことも追い風となって、海外での需要も高まっています。
市場の状況を詳しく知ることで、どこに売上を伸ばすチャンスがあるのかを見つけることができるため、学生たちも企業の方々が語る話を傾聴していました。

 長龍酒造社は長い歴史をもつ企業のため、日々のマーケティングやイベントの実施、SNSを活用した認知拡大活動など、これまでにも様々な企業努力に取り組んできました。
今回の講義では、企業が行ってきた活動、商品に込めている思いについてもお話いただきました。

学生ならではの視点で「新しい価値」を創造する。

 本日の講義を受け、学生たちはどんな販売方法があるのか、マーケティング手法についてグループでアイデアを出しあい、深めて行きます。
今後は長龍酒造社の酒蔵見学も予定しており、現場を見ることに、よりリアルで、実践に近いマーケティングに挑戦します。

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